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音源トータル数:132件(音源一覧はこちらでご覧になれます)
肺音
類鼾音rhonchi_004/喀痰貯留
類鼾音rhonchi_004/喀痰貯留
喀痰貯留/ 吸気・呼気時/ 気道壁に張り付いた粘り気のある分泌物が振動することで発生したり、狭くなった気道壁が気流で振動することにより発生/ 「グーグー」といういびき音/ 吸気前半から低音性連続性ラ音(類鼾音;rhonchi)を聴取/ 呼気時もやや小さめの低音性連続性ラ音(類鼾音;rhonchi)を聴取/ #respiratory_rhonchi_004
心音
Ⅳ音(S4ギャロップ・奔馬調律)_002
Ⅳ音(S4ギャロップ・奔馬調律)_002
Ⅳ音(過剰心音)・S4ギャロップ/ 肥大型心筋症(HCM)、拡張型心筋症(DCM)など/ 左室の伸展性が低下しているため拡張期に左房から左室への血液の急速流入が妨げられることが原因で生じる/ 左心房の収縮音/ 「ワ・カッ・タ」と聴こえる/ Ⅳ音はⅠ音の直前に生じるためⅠ音にマスクされ聴取しづらい/ 聴診器を圧迫するとⅣ音は聴こえないため、Ⅰ音の分裂との鑑別に利用できる/ ベル面で聴取/
心音
生理的Ⅲ音(心室充満音)_002
生理的Ⅲ音(心室充満音)_002
生理的Ⅲ音(過剰心音)/ 胸壁が薄く心筋の伸展性が良い若年健常者(30歳以下)で聴取される/ 左心房から流入してきた血液が心尖部に勢いよくぶつかる音(心室充満音)/ 「ナッ・ト・ク」と聴こえる/ Ⅲ音には生理的Ⅲ音と病的Ⅲ音がある/ 40歳以上でⅢ音が聴取された場合やⅢ音が相対的に大きい場合は病的Ⅲ音として精査する/ 左側臥位にしてベル面で聴取/
心音
拡張中期雑音(拡張期ランブル・左室充満音)、僧帽弁開放音_001
拡張中期雑音(拡張期ランブル・左室充満音)、僧帽弁開放音_001
拡張中期雑音(拡張期ランブル・左室充満音)、僧帽弁開放音(OS)、Ⅰ音亢進/ 僧帽弁狭窄/ 狭窄により僧帽弁の開放が遅れ、拡張期(Ⅱ音とⅠ音の間:僧帽弁開放時期)に僧帽弁開放音(OS)を聴取/ それに引き続き拡張中期ランブル(左室充満音)を聴取/ 左側臥位にしてベル面で聴取/
心音
収縮期駆出性雑音,動脈駆出音_002
収縮期駆出性雑音,動脈駆出音_002
収縮期駆出性雑音、動脈駆出音/ 大動脈弁狭窄/ 弁狭窄がある場合には収縮期雑音の直前に駆出音(血液が動脈へ急速に駆出されることにより生じる)を聴取/ 駆出音はⅠ音から0.04~0.1秒遅れて聴こえるため、Ⅰ音の分裂のようにも聴こえる/ 駆出音の後、駆出性雑音(漸増漸減型)がⅡ音(半月弁閉鎖時期)の直前まで続く/ 駆出性雑音は半月弁(大動脈弁・肺動脈弁)付近に血流に対する抵抗があると、心室内と動脈内の圧差が生じることで発生する/ 弁下狭窄(肥大型閉塞性心筋症など)では駆出音は生じないため弁狭窄との鑑別が可能/
心音
正常心音_心尖部_002
正常心音_心尖部_002
正常心音/ Ⅰ音はⅡ音より持続する低い音/ 次の音との間隔が短い方がⅠ音/ Ⅰ音とⅡ音の間に脈が触れる/ Ⅰ音の主振動は房室弁(僧帽弁・三尖弁)閉鎖時期(QRS波の後半部分)に一致して発生し、大動脈弁開放による振動がⅠ音の終末部分を構成/ Ⅱ音は半月弁(大動脈弁・肺動脈弁)の閉鎖時に血液が弁口を打つ振動/ 心尖部(TM領域)ではⅠ音>Ⅱ音/
肺音
捻髪音fine crackles_005/間質性肺疾患
捻髪音fine crackles_005/間質性肺疾患
間質性肺疾患/ 吸気時/ 呼気時に閉塞した末梢気道が吸気時に急激に開放する音/ 吸気相初期よりパリパリという大きな断続性ラ音/ #respiratory_finecrackles_005
肺音
肺胞呼吸音_001
肺胞呼吸音_001
肺胞呼吸音/ 低い柔らかい感じの小さな音/ 音量は吸気>呼気/ 吸気時間:呼気時間=1:2だが、呼気中盤以降は音量が小さく聴取できない/ ポーズ(休止期)はない/#respiratory_vesicular_001
腸音
腸音_減少_臍上
腸音_減少_臍上
横行結腸部位/ グル音減少/ 14秒、59秒前後でグル音聴取/ 蠕動音は腹部全体を伝播するため聴診箇所は1〜2ヵ所で十分/ 正常:1分間に5回以上(5~15秒毎)グル音が聴こえる、 減少:1分間に1〜2回(便秘、腹膜炎、麻痺性イレウス、手術による腸運動低下)、 消失:5分間グル音が聴こえない(機能的イレウス、腹膜炎)、 亢進:常に聴こえる(感染性腸炎、下痢、腸閉塞)/
「試聴音」の操作方法
監修
荒川規矩男
(元国際高血圧学会会長、福岡大学名誉教授)
聴診技術を身につけるためには、聴診器で繰り返し音を聴く以外に方法はありません。
最近ではCDなどの聴診録音ツールを利用して学習することもできますが、聴診器を使わない学習は十分ではありません。
ステソ サウンド スピーカー3S「聴くゾウ」は、生体音がリアルに再現できる優れた聴診トレーニング機器です。また、聴診ポータルサイトには多数のリアルな聴診音が用意されています。
これらを使って聴診練習を行えば聴診技術が高度に、より早く身につくことでしょう。
執筆
髙階經和先生
近畿大学医学部循環器内科客員教授、公益社団法人臨床心臓病学教育研究会理事長、髙階国際クリニック院長
身体に触れ、そして心臓が語る臓器の言葉を聴くという診察法を、われわれ臨床医は軽視してはならない
近年、病院で聴診するドクターが少なくなってきたと指摘されている。特に、多忙な若い医師たちは、電子カルテを書く時間に追われ、聴診器で患者を診察する時間が更に減っていくと嘆いている。続きはこちら
聴診専用スピーカ「聴くゾウ」のデモ機をお貸し致します。
デモ機の使用中は「聴診音ライブラリ」「聴診クイズ」を全てお試し頂けます。
また、聴診専用スピーカ「聴くゾウ」のご購入につきましても、販社をご紹介致します。
健康な人の気道
気道の内腔は滑らかで炎症や狭窄はみられない
聴診音はスムースで、狭窄所見は聴き取れない
気管支肺胞呼吸音_001
気管支喘息患者さんの気道
慢性的な炎症により内腔が荒れ、狭窄がおこる
聴診では、気道狭窄により笛声音が聴取されたり、痰などの分泌物により類鼾音が聴かれたりする
笛声音wheezes_001/気管支喘息
類鼾音rhonchi_001/気管支喘息
2018年04月18日
聴くゾウが『第30回中小企業優秀新技術・新製品賞優良賞』を受賞しました。
2018年01月05日
聴くゾウが「川崎ものづくりブランド」に認定されました。
2017年12月20日
「お気に入り」機能を追加しました。10件の「お気に入り」を登録できます。
2017年6月13日
会員制に移行致しました。「聴くゾウ」をお持ちの方はログインをお願い致します。
2017年4月6日
心音と肺音のクイズを追加致しました。
2017年2月20日
本サイトは2017年6月頃を目途に会員制に移行致します。
2017年2月20日
「聴診音が学べる! 3Sポータルサイト」をオープンしました。